今回も無事に東京サロンワークを終えてきました。
今は帰りの長崎行きの飛行機の中でブログを書いています、今は飛行機の中も無料でwifiが繋がってネットもLINEも出来て便利ですね、
終了後は東京時代の仕事仲間と懇親会というかいつもの飲み会ですねー
まあ難しい話よりは発展的で楽しい話が酒の席ではいいですよね
今回はもう一つ目的があって上野の森美術館で開催されているフェルメール展に行く事でした。
皆さんも名前くらいは聞いた事があると思いますが17世紀のオランダを代表する画家で生涯35個の作品しか描いてなくてその中の9個が今回展示される大変貴重な展覧会でした。
美術館の中は撮影禁止なので気になったかたは「フェルメール展」で検索してみて下さい。
その他にも同じ17世紀のオランダの代表的な画家の作品も同時に展示してました。
17世紀のオランダは世界の中でも先進国で豊かな国であった事が絵画からも伝わってきます、写真がまだ無い時代ですから裕福な人達は画家に自分の肖像画を描かせたりするのがステイタスのようです。
この時代にはキリスト教の影響を受けた絵画も多く聖書や教会が出てくる絵も多いです。
テレビや新聞も無い時代ですからその時代の流行を描いている画家も多くて生活の様子をがよく伝わってきます。
今回初めて知った事なんですが僕は絵を描く時は風景だったりモデルをみて書くものだと思っていましたが、この時代のオランダの画家は描くものを見に行ってアトリエに帰ってモデルにプラスして自分の空想の世界のものを入れて独自の自分の世界観や絵を通して訴えたい事を表現する手法が流行っていたようです。
お目当てのフェルメールの作品ですが、もっとも有名とされている「牛乳を注ぐ女」
これの実物を間近で観れるって大感激です。
「光の魔術師」と呼ばれる彼の作品は自然光がどこから差しているかを独特の表現で描いています、僕も写真を撮る時にどこから光が当たるか、当てるかって事を意識するので、この手法は興味深いものでした。
静止画ですがまるでその場にいるような雰囲気やモデルの女性の感情が伝わる感じが名作と呼ばれるものなんでしょうか。
一枚の絵画からいろんなその時代の文化、人間の感情、そして自分が伝えたい気持ち、そんな事が300年以上の未来に生きている僕に伝わって来るって事は素敵で感慨深いものですね。
今も日常の何気ないモノ、出来事なんかをInstagramなんかにアップして他の人にみてもらったり、記録しておく事にも共通してる部分もあると思います。
僕も絵画を観る事で写真の撮り方に影響を今回受けました。
もしもの話しですが、
フェルメールにカメラで写真を撮らせたら
どんな作品を撮るんだろうなーなんて最後考えていました。
次回は恒例のグルメ編です。