ボヘミアンラプソディー

今回は個人的な趣味の話です。

映画「ボヘミアンラプソディー」を観てきました。

この映画は伝説のバンド「クイーン」のボーカル

フレディマーキュリーの半生を映画化したものなんです。

そう僕が一番大好きなバンドなんですね‼︎

中学生の頃またネットも無い時代、テレビではロックミュージックはあまり聴くことはなくて、もっぱら新しいロックとの出会いはFMラジオからがほとんどでした。

みなさんもそうだと思いますが音楽や映画の好き嫌いに理由なんて無くて直感だと思うんですね。

ラジオから流れてきたクイーンのボヘミアンラプソディーはハンマーで叩かれるような衝撃的な曲で当時はCDでは無くレコード屋さんの時代で早速購入です。

クイーンの名作「オペラ座の夜」です。

クイーンというバンドはロックとオペラ、クラシックを融合させた音楽を作る当時は異色の存在でした。

昔はレコードに歌詞カードがついていてボヘミアンラプソディーの歌詞の日本語訳を見て⁇

「ママ僕はある少年を殺してしまった…

僕なんかを産んだことは忘れて欲しい…」

みたいな歌詞が書いてあって…⁇

いい曲だけどなんか重い歌詞だなーなんて思っていたのですが、

映画を観て謎がとけました、フレディはインド系の移民の子供としてイギリスで育った自分の本名を捨ててフレディマーキュリーという名前で生きていく自責の念、覚悟、親に対する申し訳ない気持ちを6分くらいのオペラとロックを融合させたこの曲で伝えたかったみたいです。

彼は出っ歯で決してビジュアルがいいルックスではなく、愛する女性がいるけどセクシャリティはゲイである現実の葛藤や悲痛な叫びを楽曲の中で表現していきます。

この映画のクライマックスは1985年にアフリカ飢餓救済チャリティ「ライブエイド」の中でのクイーンのステージです(ウィア ザ ワールドで有名ですよね)、当時高校生だった僕は初めてクイーンの映像を観て衝撃でした、youtubeとかが無い時代にマイノリティーなロックミュージシャンのステージをテレビで見れる事は稀だったんです。

この時のフレディはエイズに侵されて死期を覚悟した気迫あるステージでした。

ラストに歌った名曲「ウィア ザ チャンピオン」は自分の波瀾万丈な人生を振り返って

自分はいろんな事に打ち勝ってきた勝者だ、チャンピオンだ

観客のみんなもいろいろあった、でも頑張って打ち勝ってきた、そうみんな勝者なんだ、チャンピオンなんだと歌い感動を呼びます。

クイーンの曲はクラシックからゴスペルまで幅広く対応した音楽性に叙情的な比喩表現を乗せたフレディの哀愁漂う歌詞が魅力です、

彼はオーケストラの指揮者のようなステージで観客をコントロールして一緒に歌っていくスタイルは唯一無二ですね!!

この映画では字幕なのでクイーンの名曲の歌詞が日本語に訳されていて、彼の心の叫びがよく伝わってきます、残念ながらこのライブエイドの数年後、彼は帰らぬ人となってしまいます。

もし時空を超えてだれのライブが観たいかと言えば僕は間違いなくクイーンと答えます。

この映画は本当にオススメです、二時間30分と比較的長いですがあっと言う間で特にラストの20分は最高でした。

今回はすこし熱く語ってしまいましたが、、、それではまた、、、、

 

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