なんか美容の教科書みたいなテーマになってしまいましたが…笑
ぼくはこのブログは美容師さん向けに書いている訳ではなくて一般の方にわかるような内容で書いているので、わかりやすく言うとボブにしたいけど自分に合う長さ(レングス)の考え方の話です。
今回は特にサイドからみた感じをメインにしてみようと思います。(もちろん正面から見た感じも大切ですが、比較的サイドビューは見落としがちなので)
リップラインから肩くらいまでの長さはやはり1センチ単位で雰囲気が変わってきます。
僕が注意していることは、
首の長さが短い方は首の半分くらいから以上長くならないようにして裾が膨らみ過ぎないようにして顎と肩の間の短さを目立たないようにすること。
首の長さが長い人は比較的、設定にはいろんな長さを考える事がらできますが身長を感じて3メートルくらい離れて自然にスタイルに馴染む長さを考えます。短すぎると首の長さが強調され違和感が出ますし、長すぎるとウィッグを付けたらような不自然さが出ます。
フロントからの長さは良くても、ボブには前上がりのライン、ストレート、前下がりの三種類のラインがあるので顔の輪郭同様に首から肩のラインを綺麗に魅せるシルエットを考えないと台無しです。
季節も首周りにボリュームがある服が多い寒い時期はややスッキリさせて、首が出る服をきる暑い季節は少しゆとりを持たせるのも重要です。
カット用のマネキンで練習している新人の頃によくあったのですが頭ばかりみて首と肩を意識してないとヘアスタイルは綺麗にカット出来てもいざ人間だと似合わないという失敗例がありました。
ボブの場合フロント同様にサイドビューを少しひいたアングルでみて首と肩のラインが綺麗に見える事を意識してみるのがオススメです。
もちろんその辺までアドバイスしてくれるのが僕らプロの美容師の務めですけどね。
今日から7月、今月は東京サロンワークなので第二火曜日が営業で第3週が連休です、詳しくはウェブでチェックして下さいね。