前回に続いてパーマ系のボブスタイルです。
地毛が直毛の場合でカラーリングをしていない黒髪のスタイルのパッツンボブのイメージって
「個性的な日本人」って感じになりがちです。
カラーリングが入るだけでかなりナチュラルになると思うんですが……
ウェーブスタイルがあまり好きでない人も毛先にワンカールくらいパーマをかけて柔らかさをだすだけでも
スタイリングしやすくいろんな事をカバーする事が出来ます。
顔の輪郭(エラ張りや逆に面長)などをカールのヴォリュームの変化でカバーします。
毛量が多い人も毛先だけの場合は膨らみ過ぎも気になりませんし、カラーをしていてダメージ毛の場合もワンカールくらいはチリついたりしにくいと思います。
(ダメージヘアの場合は美容師さんの判断に特に任せた方がいいと思われます)
骨格的にハチが張っている人もカバー出来るんですよ。
逆に毛量が少なく髪がぺたっとしやすい人、カール感がしっかり欲しい人なんかは
もう少し上の方からかけたり場合によっては全体にかけてみるのもいいかもしれません。
上の方からパーマをかけるって事はレイヤーが入ってないと変な膨らみかたをしたりするので
それを考慮して少しレイヤーでフォルムのバランスをとります。
下のヴォリュームの位置をやや上部にずらしてスソの厚みを少しとるといいと思います。
毛量が多いひと、ハチの張ったひともレングスを顎のラインより少し長めに設定することで膨らみ過ぎを防げますから
しっかりカールを楽しめます。
髪の少ない人もボブのフォルムを壊さない程度にレイヤーを上の方から入れる事でペタっとしなくなります。
襟足に長さの余裕がなかったり、前下がりの襟足がしまったスタイルでパーマをかけられない場合なんかは
やはりワンカール以内のパーマがおすすめです。
こうやって襟足にはパーマをかけないで自然にグラデーション(段差)をいれてぼかします。
ほかにもボブベースのヘアスタイルには、カット、パーマ、カラー場合によってはストレートを入れる事でいろんなボブを楽しめます。
固定観念にとらわれずに美容師に相談してみて下さい
きっと素敵で納得のいくスタイルになれるはずです。
もちろん僕が言っている事だけが全てではありません、もっと違う素敵なアプローチをしてくる美容師もいると想います。
今はスマホやらタブレットで情報もたくさんです。
自分の好みと髪質にあったスタイルを写真で発信している美容師も多いと思うし、僕自身自分をどんな美容師か発信するのは言葉よりヘアスタイルフォトだと思っていろんなツールで
スタイルを発信しています。
是非、お気に入りの美容師がもし決まってない方はいろんなスタイル、美容師さんを選べますから探してみてください。
今回はスペースの都合で書きませんでしたが、
またの機会に自分にあった前髪(フロント)について書いてみようと思います。
特にメークとかとも関係してくるし(特にアイメーク関係)コンプレックスがあったりする方の
いいアドバイスになればと思います。